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ツール・ド・おきなわ2017 準備~スタート直前

  • 2017年11月26日
  • 読了時間: 6分

こんにちは ツールドおきなわのレースレポートです。

今回は内容盛りだくさんなので前後編に分けてお届け。

準備編といわけで、来年の参考になればと思います。レースについのあれこれQ&Aは後編に。

ツールドおきなわとは、沖縄本島の北半分の公道を丸々封鎖してレースを行う大会です。さらっと書きましたが大規模なイベントです。多くの選手がこのレースのために練習し、全国から集まってきます。特に、市民210kmカテゴリーはホビーレーサーの甲子園と呼ばれ、上位に食い込めばレース界隈では有名人となります。 市民レーサーが参加できるカテゴリーには210kmの他に140km、100km(年齢別あり)、50km(年齢別あり) があります。今回は市民140kmカテゴリーの事前準備とレースの様子をレポートします。

ことの始まりは、時を遡ること8月初め。愛媛大学の川井くんがTwitterでツールド沖縄への参加を表明しました。いつかは行きたいと思っていたツールド沖縄。一晩悩んで翌朝エントリーをきめました。参加カテゴリーは自分は140km、川井くんは100kmU39です。

参加を決めたところでまず悩むのは自転車の輸送手段です。時間のかかるフェリーは論外として、宅配か飛行機輪行の二択になります。宅配はどこで受けとるか、高くなる料金、手を離れる時間が長いなどで、残った飛行機輪行をすることになりました。手を離れる時間は宅配よりは短いとはいえ、空港でどんな扱いをされるかわからない自転車。(国内線なので丁寧には扱ってくれます) 高額な自転車の破損の可能性を出来る限り低くするため、輪行バックとして選ばれたのはシーコンのエアロコンフォートです。ヤフオクで25000円くらいで手にいれました。

次に取りかかったのは自転車のギアの換装。これまでフロントギアの羽数を50-34Tにしてましたが、52-36Tと重いギアに。高速域に対応させました。 他にもいろいろ準備しました。

そして迎えた11月11日、レース前日。タクシーで高松空港へ向かいました。シーコンがタクシーに乗るか不安でしたが、なんとかなりました。(運転手さん曰く、少し大きめの車だそうです。) 次の課題は荷物預けです。今回はANAを選択しましたが、自転車専用の袋に入れていればサイズオーバーしていても超過料金はかかりません。(重量制限はあります。また、突然規則が変わったりするので下調べ必須) X線の機械には入らないそうなので実際に開けて点検。バッテリーは手荷物で機内持ち込みのようです。問題なく荷物を預けることができました。 (注: このあたりの規則は突然変わります。あらかじめ調べましょう。)

沖縄に着来ました。空港側もわかっており、自転車の荷物はまとめて手渡しでした。そして、辺りを見回すと飛行機輪行をしているひとがいっぱいです。さすがツールド沖縄です。 あらかじめレンタカーを取りに行っていた愛媛大学のかわいくんと合流し、受付のある名護市へ。

名護で受付を済ませます。会場にはブースもありました。補給食はもちろん、緊急用として靴、ヘルメット、変速機やブレーキシューなど、メジャーなパーツは手に入りそうです。(多くはないので、補給食は事前に買いましょう。)着いた時点で遅い時間だったので、さらっと見て、サプリメントを購入しました。140, 100kmはスタート地点への自転車の送迎サービスがあったので、レース出るそのままの状態にし、自転車を預けました。

宿のある国頭へ。 今回の宿は実家のようにくつろげるという口コミですが…… 実家感すごいです。祖父母の家というともっとしっくり来ます。 おいしい夕食を食べながら明日の準備をします。

そして迎えた当日

朝4時半に目を覚まし、朝飯を食べてスタート付近の駐車場への送迎バスに乗ります。

ここで荷物をあづけたのですが、このレース最大の失敗をしました。なんとサイコンを預けてしまったのです。携帯も時計もないため、あらゆるメディアから隔離された状態。スタート地点の場所もわかりません。(1km弱離れてます) そこで同じ宿に泊まっていた岡山の方に案内を頼みました。快く受けていただき、非常に助かりました。スタート地点に向かい、ここから2時間待ちぼうけです。ひたすらぼーっとしてスタートを待ちます。ここでアップをしたら・・・とも思いましたが、時間がわからず、肌寒く、カロリー消費も抑えたかったのでやらず。ちなみに、スタート地点でも預けられるので、そのほうがよいと思います。(教訓)

暇を持て余したので、とりあえず回りの機材を観察。カーボンホイールにカーボンフレームが標準装備という状態。エントリーモデルを探すのが大変です。せっかくの沖縄、機材は本気の本気。あらゆる人間が本気を出してくるだろうという雰囲気。気合いが入ります。機材の状況を一言で表すと「石を投げればBORAにあたる」。前後左右、BORA, C50, zipp,GOKISO・・・。完走目的だから、という方の足元を見ればBORA。ハイエンドを使ってアドバンテージをあるのではなく、ハイエンドであることがスタンダード。

スタートは9:20となってますが、基本的に210kmの集団が通過したあとです。年によっては早まることもあるようです。 なのでトイレに行くタイミングがとても難しいです。チャンピオンレースの210kmが通過し、召集がかかります。スタート直前、回りの方々と協力してトイレに行きました。これまた、非常に助かりました。

準備万端となったところで、スタートを待ちます。

いよいよスタートのツール・ド・おきなわ。サイコンがない状態でいったいどうなるのか・・・

レース本編へ続きます。

Q&A準備編

上記以外で準備する上で悩んだことをQ&A形式で紹介です。

Q1. 宿の予約はどうするの? 場所は?

A1. 付近の宿の予約は名護ツアーセンターを通して行います。ツール・ド・おきわは公式ホームページからリンクがあります。個人での予約は不可能です。100km, 140kmカテゴリーの参加の方は国頭の宿、他のカテゴリーの方は名護のホテルを推奨します。国頭の宿は数が少ないのですぐに満室になりやすいですので、早めの予約を。もし、すでに満室ならば、名護付近の宿になりますが、国頭のキャンセル待ちを申し出れば、やってくれます。また、名護ツアーセンターでは航空券の予約も可能です。

Q2. レンタカー借りた方がいい?

A2. 公共の交通機関(バス)がありますが、レンタカー借りた方が多分楽です。借りましょう。

Q3. ぶっちゃけいくらかかりました?

A3. エントリーフィー2万円、航空券、宿2泊で5万円弱、レンタカー諸経費がひとりあたり7千円、補給食、滞在中の食費もろもろ1万円くらい。補給食は予めこれ用のものを準備しましょう。そして、シーコンエアロコンフォート2万5千円。合計11万くらいですかね。


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