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ツール・ド・おきなわ 2018 市民210km 前日~スタート直前

  • 2018年11月19日
  • 読了時間: 5分

お久しぶりです。大学院生になった森です。

学部を卒業してからサークル活動から一線を引いていたのですが(先日の合同走行会記事に名前が載っていた?気のせいだと思いますよ・・・) 今回のことの終わりに次期代表候補から「レースレポートお願いします!」とさらっと言われて舞い戻ってきたわけです。

今回は三部構成です。

昨年もおきなわに参加しており、市民140 kmに参加し見事完走することができました。以下にあるのが昨年のめちゃめちゃ長いレースレポートです。改めてみても長いです。

細かい準備のノウハウは昨年の準備編をどうぞ。

ツール・ド・おきなわ2017 準備編  レース本編

さっそく今年の話に入ります。

強者ばかり集まるおきなわですが、そのなかで今回参加したのは・・・

市民レーサーの甲子園と名高い市民210 km

ホビーレーサーの最高峰です。

このレースで勝てれば国内最強の市民レーサーとなります。それだけでなく、かく自転車メディアで内容が取り上げられられ、ネット中継も行われます。

この日本最高峰というものがどういうものなのか、その目で確かめてくるというのが今回の目的。

故に、順位は特に気にせず、完走目的です。

完走というと簡単に聞こえますが、210kmという距離をただ走るのではなく、7時間以内にフィニッシュに到達しなければなりません。まぁ、交通規制もあるので平坦ならば難しい話ではないでしょう。それならどこが大変なのか。

実はこのコース獲得標高が2700m以上あります。適当にロングライドをしていればこれくらいの数字になりますが、残念ながら休憩する時間は一切ありません。ちなみに上位集団はこれを5.5時間で終えるらしいです。

それとなくこのレースの過酷さを語りましたが、ひとによってはこれでも

「まぁ、完走はいけるんじゃない?」

と思えるかもしれません。確実に平均30km/hで走ればよいので確かにその通りなのですが、現実はそう簡単にはいかないのです。休憩なしというものは想像以上に大変なものなのです。さっさとレースの様子が知りたい方はレース本編へ・・・。

じゃこの記事はなんなんだということですが、レースには事前準備が大切です。また、昨年と違うところをちょっと補足したり・・・という旅行記です。では・・・

前日

いつもの時間に起き、後輩の車で高松空港へ。昨年同様シーコンにつめて手荷物預かりへ。国内線での扱いはかなり丁寧です。それなりに梱包していれば重大なトラブルはほぼ起きません。なかには通常の輪行バックで来るひとも・・・。(いかなる場合でも航空会社は損害を一切保証しません。全て自己責任です。)。気を付けることといえば、タイヤの空気を抜くこと、Di2バッテリーは機内持ち込みということぐらいでしょうか。

五色台って平坦なんじゃね?と高松を見下ろしながら沖縄へ。

沖縄到着。昨年も参加していた愛媛大学サイクリング部OBかわいくんと4回生のたきおかくんと合流。余裕はありますが、持て余すほどではないため、さっさとレンタカーで名護市に向かいます。

わいわいしながら名護へ。

たきおかくんの用意周到さを思い知らされます。

ツールドおきなわはレースだけでなく前日にはサイクリングイベントも開催されています。それもあって賑わいを見せている名護市、21世紀の森体育館。

車は指定されている漁港に停めて受付へ。

会場にはいくつかブースがあり、補給食やおおよそのパーツが揃う様子。しかしこれは掘り出しものというわけでなく、忘れ物、トラブルに対応するためのもの。鈴鹿などと違ってお値打ち品はほとんど存在しません。とりあえずパンク修理剤を購入。こいつをビニールテープでサドルの下に貼り付けました。

140, 100kmはスタート位置が違うので自転車を預けたりします(自力で行けるならしなくてよい)が210kmはここ名護市スタートなのでそのまま。車の中で保管します。

かわいくんとたきおかくんはU39 100kmに参加。スタート位置が全く違うため宿も別。お互いの健闘を祈りながらいったんお別れ。(ここから彼らの旅は壮絶なものだったらしい・・・)

一人ホテルで大量の炭水化物を頬張った後、本番に備えて早めに就寝。

当日

朝4時半に起きて準備、自転車を取りに漁港に停めている車へ向かいます。スタートは7時27分。30分前までに来いとのことなのでそれまで車でのんびり。

50分前に会場に行き、目にしたものは・・・すでに動き出した待機列

すぐさまトイレを済まし、並びます。ほとんど後ろの方です。例年こんな感じらしいです。集団前の方に行きたい人は早めに並んで待機列がスタート位置付近まで動いてからトイレ行った方がよさそうですね。後にも述べますが、集団後方から前に登るのはほぼ不可能です。

待機列から抜け出してもう一回トイレ行ってからスタートを待ちます。暇なので周りの機材を確認しますが、まぁ、お高いものばかり。結局は機材より脚なのですが、そんなこと言ってる場合じゃない世界がすぐそこにせまっているのです。

そしてそこは市民レース国内最高峰の世界でもあるのです・・・。

会場アナウンスでは有力選手や30年連続出場の選手が紹介されました。強者しかいないツールドおきなわ市民210km、はたしてどうなるのか、

続きはレース前編へ


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