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シマノ鈴鹿ロードレース2016

  • 副代表
  • 2016年9月3日
  • 読了時間: 5分

こんにちは

少しずつ涼しくなっていき、秋の気配がしてきました。シマノ鈴鹿ロードレースのレースレポートです。

三重県にある国際サーキットである鈴鹿サーキットを自転車で走れるイベントは年に3回あり、春の鈴鹿、夏の鈴鹿、秋の鈴鹿なんて言われたりしますが、今回は夏の鈴鹿です。

シマノ鈴鹿は国内で開催されるサイクルイベントでも最大級のものであり、参加者は1万人を超えます。開催されるレースも自転車を始めたばかりの初心者が参加できるものや、海外からの招待選手が参加するハイレベルなものまで実に様々です。そして、見逃せないのは展示会レベルの量がある企業ブース。お値打ち品も盛りだくさん!忘れ物をしても現地調達ができる!年によっては会場で自転車1台組める・・・かも! 

とにかく大きいイベントです。

レースの紹介はこの辺にして、内容を見ていきましょう。この記事は副代表が書いているので内容は副代表が多くなってしまいます・・・・。はて?副代表とは誰のことでしょう(すっとぼけ)

2日間に渡って開催されるこのイベント。1日目には森が個人タイムトライアル、岡野、須藤が2週の部にエントリーしました。

先陣を切ったのは個人TTに参加する森。

予選にて2.2kmの東コースを一周し、上位20名が決勝へ。170名もの出走。激戦です。集合で辺りを見回すと半数程度がTTバイク。森自身のバイクもaerodynamicsを追及していってますが、TTバイクはそのaerodynamicsを上回っています。

スタートしてとりあえずホームストレートを駆け上がっていけば何とかなると思っていた本人。スタートした瞬間からダッシュをかける。シケイン手前までハイペースで駆け上がる。それ相応に使い切り、結構辛い本人。S時の下りに入る。そこで待っていたのは向かい風。速度が上がりきらないものの、頑張る本人。最終コーナーを回ってゴール。3m2s17で41位(170人出走)。決勝には進めませんでしたが、TTバイク相手に頑張りました。

ホームストレートを駆け上がる

次は2週の部。

2組に岡野、3組に須藤が参加。

岡野は昨年、初参加にてこの部で見事入賞。持ち味の爆発的な加速力を生かして今年は表彰台を狙いたいところ。須藤は初参加でとりあえず完走を。

10km程度の短距離のレースであり、なかなか逃げも決まりにくいレース展開。表彰台を狙っている岡野はスプリントに備えて位置取りを済ませる。このまま集団スプリントへ・・・・・!!と思った矢先。

前方で落車が。本人は巻き込まれなかったものの、避けるために砂地へ回避。集団へ復帰しようにも間に合わず、31位(136人完走)でゴール。無念。

須藤の方はしっかりと集団に食らいつき、集団の後方24位(119人完走)でゴール。

一日目はこれにて終了。森は2hエンデューロにも参加しましたが、鈴鹿をのんびり走りたいという目的だったので割愛。

二日目。

岡野、須藤は3週の部、森はエリートにエントリー。

先に始まったのは3週の部。2組に岡野、3組に須藤。岡野は頑張ってスプリントポイントを取るという目標。須藤は集団でゴールが目標。

2週と比較すると距離は1.5倍。消耗が大きいレースですが、長距離になるとつらいもの。3週となると少しできる行動が増え、逃げも成功し始めるところ。実際2組では逃げ切り勝利だったようです。そんな動きの激しくなった集団より須藤は2週、岡野は3週より集団から千切れてしまいます。そのまま両名はメイン集団から遅れてゴール。岡野51位(140人完走)、須藤73位(131人完走)。

   さてさて次は森がエントリーしたエリート。

単体のレースとしては国際ロードに次ぐカテゴリーで、未登録選手が出れる最もレベルが高いカテゴリー。フルコースを7周します。森は2組へ。

スタート前は逃げ勝ちをしたいということを考えていました。しかし、想定外の出来事が連続します。

参加選手の前情報無しでスタート。速度の速い集団。だいたいレースはじめは集団の速度が速いものです。さっそく逃げが発生したところでうしろから「あれをつぶしにいこうかな!」(ちょっと違うかもしれませんがこんな感じ)と声が。そりゃそうだなと同意しつつ後ろから上がってきた選手に道を譲ったとき、みたジャージがイナーメ信濃山形というチームのもの。まさかと思いつつも序盤なので気にせず。2週目に入っても集団のペースが衰えるどころか体感で速くなってる感覚。普段ならシケインをこえた130Rは少し休憩ムードで補給したりしますが、そんなところでも集団は1列に。落車リスク少なそうと思いつつ、あまりのペースの速さにここで温存していこうと決心。

  3週目に入り、前にちらちらと集団が。なんと2分先にスタートした1組の集団が。このまま追いつきニュートラル状態となった1組を抜いてしまいます。集団が集団を抜く・・・・初めての経験です。このまま集団の内部にいては中切れ等の事態に対応できないため、定期的に集団前方へ。ところどころアタックがかかってもなかなか決まらず。たまに逃げに加わってもやはりすぐ吸収。5週目ごろにS字前で逃げにブリッジを仕掛けて逃げに追いつくも、最終コーナーには吸収。吸収早いです。最終週を迎え1名の選手が先行してゴール、まもなく集団スプリント。上位に絡むには難しい位置だったものの、安全にできる限りいい順位を取ろうとじわじわ伸ばして18位でゴール。

  ここで先に先行して1位で見事勝利したのはイナーメ信濃山形の中村竜太郎選手。2015年の全日本TT王者です。ゼッケン番号からして今回は招待選手のような扱いなのでしょうか。後半は他の選手によるものもありましたが、前半のハイペースはこの方の影響。圧倒的でした。憧れます。

そんなこんなでシマノ鈴鹿は終了。とても熱い二日間でした。

熱いレース内容ですが、ブース巡りも熱かった模様。26000円のサングラスが半額で手に入ったり、8000円くらいのタイヤが半額だったり、小物が格安だったり、エイプリルフールネタのカレーを手に入れたり・・・。

気になった方はぜひ参加してみましょう!人それぞれの楽しみ方ができるとおもいます!!

鈴鹿の疲れを残しながら1週間後には乗鞍・・・。果たしてフルコース走れたのか。気になる人は乗鞍の記事へ。


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