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全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2016

  • 副代表
  • 2016年9月12日
  • 読了時間: 6分

こんにちは、副代表です。

8/28に開催された全日本マウンテンサイクリングin乗鞍のレースレポート、とちょっとした旅日記です。

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍というのは長野県、岐阜県の県境にそびえる乗鞍岳を舞台に行われるヒルクライムです。乗鞍岳は標高3026mの剣ヶ峰を主峰とする山々の総称であり、日本での公共交通機関が通る最高地点(標高2716m)が存在します。今回のヒルクライムでは長野県側の乗鞍観光センター(標高1460m)からその最高地点までの1256m、全長20.5kmのコースを駆け上がります。

さて、このレースでありますが、舗装路最高地点を通るという特徴からか、日本全国から様々な選手が集まってきます。そのため、かなりレベルの高い大会となり、チャンピオンクラスで優勝すると日本で一番早いクライマーと言っても過言ではないレベルになります。年齢別クラスでもそれはかわらず、年齢別クラスでも上位に入るのは至難の業です。今回参加するのは1週間前の

鈴鹿同様、岡野、森、須藤の3人で年齢別クラスである男子Aにエントリーしています。

鈴鹿同様、副代表が記事を書いているので、副代表視点の記事になります。

ともかく、前日受付が必要なので27日までに会場に着く必要があります。岡野は数日前に長野入りし、長野を満喫。森は特急しなの、須藤は鈍行で27日に長野入り。遠くへ行くときは毎度行き方がバラバラなサークルです。

27日昼頃、森と須藤が松本駅で合流。そこから松本電鉄上高地線にのります。この路線のイメージキャラクターと言えば渕東なぎさ。車体のブリントや、ポストカード、等身大パネル、駅の看板まで、様々なところで活躍していました。調べたらさらにグッズもあるようで。偶然にも観光案内してくれる便に乗ったらしく、いろいろ聞きながら終着駅の新島々へ。

新島々にて岡野と合流。こっからはバス輪行で乗鞍観光センターへ。そう、このレースは輪行でレース会場前まで行けてしまう数少ないレースです。

大きなレースなので乗鞍観光センターにはたくさんのブースが。鈴鹿の後だとそんなもんか、と思ってしまいまいますが、鈴鹿が異常なんです。ブースは補給系やウェア系が豊富な様子。多少の忘れ物ならここで調達できます。とりあえず、1時間程度のレースなので軽い補給食を調達。一瞬で食べられるけど味の濃いやつです。その中でブースの人からおすすめされ、あるサプリメントを購入。半信半疑でとりあえず使ってみることに。効果は果たして・・・?

一通りブースをまわった後には宿へ。

ヴィラのりくらという宿に泊まりました。着いて早々わけのわからないテンションで騒ぐ一行。この辺りは乗鞍温泉となっており、宿の中にも硫黄のにおいが・・・期待が高まります。とにかく温泉へ。においの通り、強酸性のお湯です。快適です。快適すぎます。書きながら入りたくなってきました。この温泉、しっかりと硫黄のにおいがするのですが、しっかり洗い流しても1日体ににおいが残り、衣類にも伝染し、3回くらい選択しないとほのかににおってくるレベル・・・。しかし、その分効果は絶大。湯の花を買って自宅で楽しみたいレベルです。

そして食事。これもうまい。感動です。料理がたくさんありすぎて食レポをしていたら長くなるので残念ながら割愛。一応レースレポートですよ?

部屋も最高!温泉も最高!食事も最高!もう文句なし!満足!

 ・・・・・・と思ってはいけない。

遡ること去年の乗鞍。この時は岡野と森だけでしたが、同じように宿へ。今回とは違うところでしたが、こちらも素晴らしい宿でした。実はこちらがメインではないかというくらい大満足でした。次の日の予報は雨でもなんとかなるだろうと思っていた・・・・。

次の日、待っていたのは大会史上最大級の雨。開催はされたものの、コースは三分の一に。体は寒さで震え、散々でした。この時のトラウマから森は今回、ささやかな抵抗としてベアリングや錆びそうなところに異常なほどグリスを塗ったくらい。

   その教訓から今回は宿で「大勝利!」と言わず、乗鞍を登りきるまで更なる高みを目指していきました。27日の朝の時点で当日は雨の予報。はたしてどうなるか。

鈴鹿の疲労や、レポート提出の関係(森)で数日まともに練習できてなかったので調整で軽く走り、ストレッチを行い、レースに備えて寝る・・・。

次の日

なんと、雨が降ってない・・・・・!!!!

それどころか晴れ間も見える!なんと実に4年ぶりのフルコース開催です!!!!

こっからレースレポートです。(やっとかよ)

岡野以外はフルコースを走ったことがない状態(岡野は個人で何回か乗鞍に登ってます)。しかし岡野はインナーに38Tという明らかにクライム向けではないギア。果たして大丈夫か。

ここから森視点へ

練習不足、20km、まだ見ぬルートということもあり完走目的で温存を決め込む。3km頃で集団から離脱。これが間違いだったかも・・・?ヒルクライムなので集団の恩恵は少ないですが、集団に食らいついたほうが頑張りやすいものです。一方、疲労もあるので一概には言えませんが。第一CPまでは比較的緩やかな斜面が続く。周りにいる人々と抜きつ抜かれつを繰り返す。緩斜面は得意な方でしたが、いまいち踏めない・・・。しかし呼吸は楽。ここでおくすりの効果を実感。呼吸が楽でも踏めない・・・やりきれない感・・・。そんなこんなで第一CP。なんと、飲料水の提供が。こんなのあったのかと驚きつつそのままスルー。去年参加したはずなんだけどなぁ、記憶にない。

  第一CPを過ぎると急こう配の区間が始まる。急こう配は得意な方ではないため、自分のペースでゆっくり登って温存、緩斜面で一気に追いつく。これを繰り返していきました。この辺になると、周りのメンバーが決まってくるため、アイツに追いついた、抜かれたみたいなのが始まります。そんなこんなで第二CP。せっかくなのでスポーツドリンクを受け取りました。

  ここから景色が開けていき、空気が薄くなります。同時に少し息苦しく。残り3,4kmのところで一気に景色が開け、斜度もゆるくなります。ここでこれででもかというほどに加速。一気に抜き返します。しかし、ここは標高2500m付近。そこを意識していなかった為か息が切れてしまいます。そのままじりじりと登っていきゴール。

 山頂は快晴でした。

ゴールしても脚の筋肉自体はまだいけそうな感じ。でも走ってるときは限界に感じる、不思議なものです。景色を楽しんでいると、まず岡野、次に須藤がゴール。二人とも頑張りました。下山をしようとすると雲が。いいタイミングで登ったようです。

結果

森 1h12m54s719 34位

岡野 1h21m06s573 57位

須藤 1h27m55s887 69位

森自身はあまり納得のいかない結果のようで、次回に生かしたいと。やはりレース数日前はとても大切ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=3BoZDgjMaWI

ここに今回の車載動画(森)があります。ラスト15分の景色がいいです。

今年のチャンピオンクラス王者のバイクです。よーくみるととんでもないことになっています。

以上です!ありがとうございました!


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