top of page

しまなみ合宿2016夏(1日目)

  • 上村
  • 2016年9月13日
  • 読了時間: 9分

こんにちは。はじめまして。1年の上村です!ブログ初投稿です…よろしくお願いします。

しまなみ海道でクロワジ初の強化合宿が9/7~9の3日間行われました!!

この時期は近畿ツアーを行うはずでしたが、我々1年の財政難により、帝都因島出身の代表が短期間で高密度の合宿プログラムを組んでくれたのです!!ありがたい!!

というわけで今回はこの3日間の合宿のレポートをしていきたいと思います…。

まずは1日目です。早朝の高松駅にて輪行の準備を行いました。輪行の準備に苦手意識がある僕は、出発時間の1時間前に駅に到着するという(朝5時)…。続々と参加メンバーの小橋、松枝、濱洲、中須、代表、副代表が集まりました。輪行の準備ができたら早速電車に乗り込みます。1年生の中には輪行未経験者もいてドキドキの輪行でした。

今治に到着。自転車を組み上げます。天気は曇り空で、これから始まる過酷な合宿を暗示しているようですね…。

輪行による機材トラブルもなかったので、サンライズ糸山にて代表から改めて今回の合宿の詳しい説明がありました。

この三日間はあくまでも合宿

そう、合宿なのです。

つまり、しまなみ海道を楽しくサイクリングするのが目的ではないのです!!

この合宿では、安全に留意しつつ集団でまとまってひたすらハイペースで走ります。それだけではなく、強度を上げるためにアタック合戦を積極的に行わなければならないというおまけ付き。

しかも!!一日の平均走行距離はなんと100㎞以上!!

まだまだ走りなれてない1年生にとって、この距離でこのメニューはとてもつらい…途中で心が折れてしまいそう…。

ここで代表からひと言。

なんと!!今回、1年生の頑張りに応じたポイントレースがあるというではないですか!!しかも1位と3位には代表&副代表より素晴らしい景品が授与される…!!これはどんなにつらいメニューでも気合が入りますね!

合宿がスタートして最初の大島一周。ここでいくつかのハプニングが起こりました(汗)。

この1年生対象の合宿ポイントレースでは、アタック合戦の中、アタックを決めることができればポイントが入ります。

これはやるっきゃないでしょ!!

しかしこのアタックがハプニングの引き金となるのです……。

僕は最初の橋の上で、3日間連続で100㎞を超えて走るわけだから、最初はあまり飛ばしすぎないようにしようと考えていました…。橋を降りて大島に入った直後、「さぁ…どこでアタックしようかな」と考える余裕もなく代表がアタック。

いきなりです。容赦なしです。

すかさず追いかけます。

代表にとっては「こんな感じで積極的にアタックしてね」と念押し程度のアタックだったのだと思いますが、このアタックで僕を含めた1年の何人かにに変なスイッチが入ってしまいます。このペースアップで少しばかりハイになってしまった1年は後のことなど考えずペースを上げまくりました。…たしか、さっきは「あまり飛ばしすぎないように」とか考えていたような気がする(汗)

ここで最初のハプニング。快調に飛ばしていた濱洲君と僕がコースを間違えてしまうという…。いきなりUターンです。

ここまでたぶん10㎞も走ってなかったと思います…先が思いやられますね(汗)

気を取り直して再スタート。まだまだ元気が有り余っている僕がまたしても懲りずにアタックを仕掛けます。どう考えても100㎞以上走り切れるペースじゃないのですが、ひたすら突っ走る僕。

そのせいで待ち受けていた大島のアップダウンで一気にメンバーが散り散りになってしまいました。さすがに先輩たちから「このままじゃ持たない」と注意を受け、反省…。

ここで二つ目のハプニング。

先頭グループと後続グループの差が開きすぎてしまったため合流するためしばらく待機していました。

………あれ、後ろが来ない…。

何かトラブルがあったのではないかと来た道を引き返しても後ろの人たちが見当たりません。

それもそのはず。またしても先頭が道を間違えていたのです。

後続グループは正しいルートを通っていたので、僕らが引き返したころには遥か先を走っていました。

急いで合流すべく、先頭となった後続を追いかけます。

その後も二手に分かれたり、道を間違えUターンを繰り返すなどの、様々な困難に直面しました。ほんと、世の中思い通りにいかないことばかりですね…。

そんなこんなで悪戦苦闘しながらも、大島を半周し終わったころにようやく全員合流することができました。

合宿最初でハイになってた気分もようやく落ち着き、それからは何のトラブルも起こることなく大島一周を完走。

最初のメニューでで体力の半分以上を使ってしまったような気がします…。

いったん休憩をとり亀老山へとむかいます。すでに疲労困憊の1年生もいる中、少々長めの上り坂がスタート。

ヒルクライムポイントを獲得するために積極的に前に出る自分。副代表と一緒に登っていきました。ほかの1年生も頑張って坂を登っていきます。やっぱり副代表は速い…。誰よりもパンパンの荷物を背負っているのに余裕の顔つきで登っていきます。かっこいいですあこがれます。

亀老山の斜度は後半に行くにつれて上がっていきます。大島一周で足を使ってしまったのでじわじわと足ダメージが…僕はひたすらダメージ軽減のため、軽いギアでくるくる回しながら登っていきました。

夏休み前半の山練のおかげである程度余裕をもって登ることができました。イェーイ(^▽^)/

副代表がトップで登り切り、続々と登頂してくるメンバー。前半の大島一周が効いたのか両足が何度もつってしまう1年生もいました。

それでもしっかり登り切ったのだからすごい。僕だったら一回でも足がつると心が折れます…。

亀老山の名物、藻塩アイス。すごくうまい。カロリーも塩分も補給できる。練習にはもってこいですね!!

すでに体力が限界にきている1年生…。果たして最後まで走り切れるのでしょうか…。

展望台で景色を堪能した後は、次の目的地、伯方島へと向かいます。

伯方島ではまずエネルギーを補給すべく昼食を取りました。このときすでに午後2時を回ろうかという時間帯…。

朝は早かったし、前半はきつかったし、おなかがペコペコです。

各々自分の食べたいものを存分に食べます。僕はエビカレーを食べました。

この後、それだけでは足りなかったので伯方の塩ソフトも食します。(僕はそれではなく高原ソフトを食べたというのはここだけの話…。)

おなかを満たすと伯方島一周がスタートしました。最初はゆったり走行ではありましたが、このしまなみ合宿では甘えが許されないので早速ペースを上げる先輩方。すかさずついていく我々1年軍団。集団の中でさっそくアタックがかかります。上り坂でのアタックは集団をばらばらにします。先頭を行くのは僕と中須と代表。ひたすらハイペースで海岸線を走ります。ぶっちゃけ、景色を堪能する余裕なんてものはなく、ついていくのに必死です。

無我夢中で走っていると、いつの間にか昼食をとった地点につきました。伯方島一周完走!副代表に引っ張ってもらいながら後続グループも一周走破です!

大島と違って伯方島はそんなに大きくないので距離が短く感じましたが、疲労は徐々に蓄積されていて積極的な走りが出来なくなってきてます…。まだ大三島で模擬レースがあるというのに…大丈夫だろうか。

全員がそろえばすぐに大三島に向かいます。徐々に日が傾いてきました。1日目もいよいよ終盤です。

大三島に入ってまずは道の駅「多田羅しまなみ公園」に向かいました。ここで一同休憩を取ります。

やはりここで写真を撮らねば。聖地ですから。一枚ぱしゃり。

1年生全員で写りたかったですが今回はお預けということで…。

帰ってきた!代表を探せ!

結構休んだのでコインロッカーを探して荷物を預けます。

とてつもない疲労感の原因はある意味この荷物でしょう。

とにかく体に負担がかかりました…。亀老山を登るときなんて何度捨てたいと思ったことか。ちなみに僕はでっかいアピデュラのサドルバッグにこの合宿の荷物を全部詰め込んでいたため、疲労に関しては幾分かましだったそう。リュックを背負って走っていたほかの1年生はより多くの負荷がかかっていたという…荷物おそるべし。

荷物を預けて身軽になるといよいよ模擬レースに向けて出発です。

まず最初に感じたことといえば…

こぎだしが軽い!ダンシングも楽!!

荷物がないことの恩恵を実感しながらスタート地点へと向かいます。

このレースの着順でポイントが加算されるのでなんとしてもトップでゴールを通過したいところです。

スタート兼ゴール地点で代表から軽く注意事項とコースの説明を受け、いよいよレースがスタートします。

まずは先輩たちが一気に前に出て、1年が固まってそれを追う展開になりました。

その後1年の中でアタックがかかって、固まっていた1年もばらばらになりレースが進行していきます。

途中の2本の上り坂で死にそうになりながらもゴール。何度か足がつりかけました。限界です。

ちなみに1年模擬レースの順位は…

僕→濱洲→中須→松枝→小橋

無事トップを獲得できました。ヤッタネ‼

ほかの1年生も自分の出せる力を出し切ったと思います。いやぁ…しんどかった。

このレースで、自分は副代表を一生懸命追いかけました。

道の分岐のところで一瞬だけ追いついたんですけどその後200mくらいでぶっちぎられました…。

しかも去り際に手を振ってくるあの余裕っぷり。

悔しいですね。部内最速の人ですから当たり前ですけど…。いつか同じことをやり返してやれたらなーなんて思ったりしましたが全くそのイメージがわきません…。強くなりたいです。

レースの緊張感を体験した後はいよいよお宿に向かいます。

晩御飯の時間に遅れそうなので生口島に渡ってから目的地まで先輩方がハイペースで引いていきます。

どこにそんな力が残っているのか…。いずれは僕らもあんな風に頼もしくなりたい。

宿に到着すると早速シャワーを浴びて一日の汗を流します。とても気持ちよかった!

シャワーを浴び終わると待ちに待った晩御飯タイム!!!

ほんとは写真を貼りたかったですが、つかれていたので撮るのを忘れていました…。

晩御飯はとてもおいしかった。一日の頑張りがすべて報われた瞬間でしたね。頑張ってよかったー(涙)

あまりの疲れで食事中に爆睡してしまう1年生もいました。極限まで自分を追い込んでいたのでしょう。

頑張った度は彼が初日1番でした!!!

晩御飯を食べたらみんなでストレッチをした後、眠りにつきました。お布団最高です。

ようやく1日目が終了しました。

とっても中身の濃い合宿初日でしたね…もう2日目の体力が残ってないような状態です。

初日走行距離は130㎞でした。いままでこんなハイペースで走ったことがなかったので、いい体験ができたと思います。

長くなりましたが1日目のレポート終了です!!

ご覧いただきありがとうございました!!!!

2日目以降も別記事でアップしますのでそちらの方もぜひご覧いただけたらと思います!


Commentaires


最新記事
アーカイブ
タグから検索
bottom of page