Vルート2017 -2,3年side-
- 上村
- 2017年9月27日
- 読了時間: 6分
どうも。副代表の上村です。
今回は苦行の中の苦行、Vルートについてつづっていこうと思います。
そうです。去年は大雨のなか走り続けて何とか完走したあれです。
今年もこの時期がやってきたんですよね(´・ω・｀)
Vルートって何ですか？って人に簡単に説明すると、愛媛大学サイクリング部の皆さんが主催する超ロングライドイベントのことです。愛媛大学を出発し、高知駅、香川の善通寺を経由して、また愛媛大学に戻ってくるだけという超シンプルなコースを走ります。経由地点を線で結ぶと四国の地図にでっかいVの字を描けるのでVルートと呼ばれるわけですが、愛媛大学にまた戻る時点でＶではなく▽じゃねーかとか思ったりもするんですが、細かいことはいったんおいておきましょう。
今回は1年生から太郎、2年生からは、僕と大山、仲須の3名、そして3年生の須藤さんと4年生のゆうじゅうさんが参加しています
当日は残念なことに曇り時々晴れという予報だったので、しぶしぶ高松駅に向かい輪行をして愛媛大学を目指します。
2時間半ほど電車に揺られ松山駅に到着。もう逃げられません。とても帰りたかったです。
スタートまでにご飯をすませ、補給食を買い込み、夜間走行の準備を整えます。このイベントは夜通しずっと走り続けるイベントなのです。
スタート時間が近づくにつれ愛媛大学の正門前に続々と参加者が集まってきました。しばらく談笑してサポートの人から軽く説明を受けたらいよいよ出発。雨だけは降るなよと願いを込めてスタートしました。
スタート時間は夜の9時過ぎ。次ここに来るのは翌日の夕方。長いです。
総距離360㎞もの旅路を無事乗り越えられることを祈りながらペダルを回します。
最初の市街地区間でトップゴールを目指すゆうじゅうさんを含む精鋭たちが抜け出します。僕はこんなイベントは走り切ってなんぼだと思っているので、ほかのクロワジメンバーと一緒に後方からゆっくり走りました。
ちなみにスタート以降4年のゆうじゅうさんとは一度も顔を合わせていません。
市街地を抜けると最初の難関、三坂峠がやってきます。今年はゆっくり上ろうと思っていたのに誰かがペースを上げるんですよ。こんな序盤に上げたって仕方ないのに…。つい便乗してアタックをかけたりなんかして足を使ってしまった自分をぶん殴りたいです。
三坂を超えたらあとは高知駅までひたすら下ります。快調に飛ばしていたのですが、一緒に走っていた集団のぺースが速かった。このままだとつぶれると感じた自分は集団からちぎれてゆっくりと高知駅にゴール。大山、太郎、須藤さんの3人は先に集団で高知駅にゴールしています。
ゆっくり走ったのでそんなに疲れがなく、先に休憩していたクロワジメンバーと合流して高知駅を出発。
高知駅からでてしばらくして、高知駅でトイレをしていた太郎をおいてきてしまったことに気付きました。初参加で一人で参加した後輩を置き去りにするわけにもいかなかったのですが、これも経験だと特に待つわけでもなく進んでいきました♪
しばらく行くと2つ目の峠があって、そこで須藤さん、大山、僕、双輪会の仙波君ととみーくんの5人の集団になりました。このメンバーでひたすら暗闇の中を走ります。
高知駅でおいて行かれたものの追走する太郎
この時僕は汗冷え、おなかの調子の悪さ、去年より進化を遂げた前傾ポジションによる上半身へのダメージの三重苦でついていくのがやっとでした。全然ペースを上げられない…。
辛いの2文字だけが頭の中を支配した状態で数時間こぎ続け、長らく見ていなかったコンビニでようやく休憩をしました。ここでようやく夜が明けて、太郎とも合流し、いよいよ後半戦がスタートします。
休憩後のスタートはまさに極寒…震えが止まらず死ぬかと思いました。耐えながら走っていくと太陽がだんだんと顔を出してきてじわじわと気温が上がっていきます。
いい天気になってきたところでいよいよ香川と徳島の県境にある猪鼻峠を登り始めました。
するとここで集団から一人脱落。…僕です。このときは体調の悪さがピークを迎えてペースについていけなかったです。１人で黙々と上っていくと、登り口でトイレ休憩をしていた太郎が追いついてきてペースに合わせてくれました。高知駅でおいていったというのに…心優しい後輩を持ったものだと感動しました(´;ω;｀)
そのまま太郎のアシストもあって善通寺のファミリーマートにようやく到着。
ファミマでは一足先についていた大山たちが出発をしようとしていました。彼はまだまだ余裕があるようです。対照的に僕はリタイヤをまじめに考えるほどしんどかった…。長めの休憩をとって、汗でびしょびしょになっていたウィンドブレーカーと反射タスキを脱ぎ捨ててからマイペースで行こうと１人で出発。このときまだ須藤さんはファミマで仮眠をとっていました。
ひとりで淡々と走っていると、日が昇って気温が上がったおかげかちょっとずつ調子が上がってきました。三重苦のうちの寒さが消えたおかげで随分と楽に走れるようになり、最後の１１号線は個人的に楽しかったです。
途中で後から出発した須藤さん&太郎と、僕より先に個人で出発していた愛大の組澤と合流して最終チェックポイントのりんりんパークに到着。このときすでに大山は第２集団から抜け出して独走で桜三里を超えていた模様。やりますね(^▽^)/
僕も負けてられないので休憩を短めにして早々にりんりんパークを出発し、ペースを上げてラストスパート。温存していた（というか発揮できなかった）おかげで思った以上にいいペースで走れてよかった。
1時間ちょっとすっ飛ばしてからようやく愛媛大学に到着。無事360㎞完走できました(*´▽｀*)
その後、太郎も須藤さんも無事完走できたようでよかったです。今回は大山が奮闘しました。
この調子で高梁もがんばってほしいです!!
太郎は1年1人でよく走り切ったと感心。お疲れさま(^▽^)/
そんなこんなで誰もけがをすることなく無事vルートを完走できました。2回生の仲須は今回はサポートとして夜通し運転してくれてました。彼の存在も心の支えとなっていたので感謝です(*´ω｀*)
僕個人的には今回のＶルートは去年の雨のときよりしんどかった…。今回は体調も装備も何もかも大失敗でした（笑）。来年はもう出なくていいですよね。
この後は愛大のこーじさんの計らいで焼肉会に1年と2年のメンバーで参加させていただきました。とても楽しかったです。ありがとうございます!!!
皆様写真NGだそうです
そういえばゆうじゅうさんの話を全然していませんね…。今回はどうやら新記録樹立のためにいろいろ動いていたらしいです。その話はまたどこかで本人がしてくれるのではないでしょうか。
夏休みもとうとう終わってしまいます(´;ω;｀)最後は高梁ヒルクライムで締めくくりです。頑張ってきます(^▽^)/
以上Vルートのレポートでした。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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