シマノ鈴鹿ロードレース2017　-漆黒編-

森
2017年8月30日
読了時間: 4分

こんちは4回生の森です。むかし副代表だったやつです。

さてさて、先日、シマノ鈴鹿の記事が上がりました。そこでさらっと触れたチームTTについてまとめていきます。なので、あらかじめその記事を読んでおいた方がいいのかもしれません。今回漆黒編とついてるのは読み進めばわかりますが、大した意味はないです。

シマノ鈴鹿ロードレース2017　2回生編

二回生編を読みましたか？では漆黒編へ

はじまりは時を遡ること7月上旬。現役の皆さんはミーティングでシマノ鈴鹿でどの競技に出るか話し合っていました。そのミーティングの内容はまとめられ、SNSにあげられます。なんとなく、そのまとめを見ると、なかに「チームTT」の文字が。しかし、シマノ鈴鹿は大学院入学試験の一週間前。この時点では今年の参加は考えてませんでした。

そんなある日、院試の勉強のストレスからなんとなく「当日行きなり登場して2回生チームを潰したいな……」と思ったのです。

思い立ったが吉日、すぐさま行動へ。声をかけたのは元代表の岡野、現代表のすどうくん、松山大学双輪会のたいとまんの3名。みなさんいきなりの申し出に快く了解してくれました。

メンバーが集まったら早速エントリー。チーム名は「仁義なき漆黒の四国」。クロワジ、双輪会、愛大の集まりが漆黒の四国と呼ばれてるのでそこから持ってきました。

この計画は極秘に行われ、知っているのはごく一部の人物。２回生にもまさか院試前のヤツが来るわけないと思わせるように振る舞いました。時々、２回生チームに「へー、チームTTでるんだ！頑張ってね！」的な茶々をいれてあそぶこともありましたが。

発表されたエントリーリストを見るとゼッケン番号は隣同士。エントリーリストも２回生チームがすぐ下に書いてある状態。さすがにばれてるんじゃないかと思いましたが、バレてませんでした。チームTTはシマノ鈴鹿の2日目。1日目でテンションが上がった2回生チームを潰すのをとてもとても楽しみにしてました。

そして迎えた当日！！！

意気揚々と会場へ！！！

そして！

２回生チームの様子を聞いたら！！！

「２回生チーム走らないみたいですよ？」

あぁっ……(ﾊﾞﾀｯ)

まぁ、事前にに出走の雲行きが怪いのはわかっていたので予測はしていました。実は、それとなく出走するように説得を試みていたのですが、当日行きなり現れるというサプライズのためにあまり強く言うことはできず……。

上記のように２回生チームを潰すという当初の予定が達成できなくなりました。

ならば目指すは表彰台。

　　　　……と思っていましたが、元代表の岡野より、最後までもたないかもしれないと報告。チームTTは三人ゴールできればよいため、一人は離脱可能。燃え尽きてから離脱してねと岡野へ。しかし、それを聞いたすどうくんから自分が離脱するつもりだった的な声が聞こえてきましたが、聞こえなかったことにしました。はたしてどうなる……？

さてさてタイムトライアルへ。

メンバーで固まって鈴鹿サーキットフルコースを2周します。

先頭交代の順番はたいとまん→森→岡野→すどうくん

スタートして先頭はたいとまん。追い風もあってか、ホームストレートをいいペースで登っていきました。シケインを越えて森へ交代。ウォーミングアップが不十分だったため、心拍数高めでしたが、難なく走行。スプーンカーブにて岡野へ交代。ここから向かい風になるのですが、岡野の一週で燃え尽きる覚悟の走りで須藤へ交代。予告通り岡野はテグナーで離脱。最後のS字の下りをすどうくんの体格のよさを利用していき、ホームストレートへ。

ここまでは順調でした。

一周まわったところで体も暖まり、ペースをあげていこうとし、後ろを確認しました。

ホームストレート登り、先頭はたいとまん、自分は二番目、

三番目にはすどう……くん……？

なんと、すどうくんが遅れているのです。

チームTTはチームメンバーで固まって(今回は3人以上)ゴールしなければなりません。つまり、すどうくんを遅れさせるわけにはいかないのです。ここからすどうくんの地獄の時間(多分)が始まります。登りで遅れ、その後なんとか追い付いたと思ったらすぐに速度を上げられる。この繰り返し。

いい練習ですね。

先頭については130Rまでたいとまんが引き、残りは森が引く。すどうくんは引きずり回される。そんなこんなで遅れたすどうくんを待ちながら二週目を走りました。もちろんペースは大きく下がっちやいますね。